第22式!!グローバル化は長い目で見ることにより国内の勤労者すべてがレベルアップする事と考えることができる – Inishie R plusA – Globalization can be thought of as improving the level of all domestic workers in the long run

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こんにちは。Inishie R plusAブログの時空です。今回は、勉強成果の報告についてです。以下、今回のポイントについてです。

①優れた予測力が必要であり、素早くビジネスを変化させるために適応力も必要
②「それをされたら打つ手はない」という妙手を打つことが肝心であると
③これから豊かになり中間層が育ってくるような新興国市場に先手を打つこと
④グローバル化は富裕国にとって低賃金労働者に仕事が奪われるという危機感
⑤あなたが低賃金労働者と同じ土俵で戦わなければ済む
⑥グローバル化は長い目で見ることにより国内の勤労者すべてがレベルアップ
⑦ここまで膨らんだ資金は、金利の上昇などにより、あっけなく崩壊する可能性も
⑧ネットショップが関係ない郵送物も含めて輸送コストを低めているという仕組み


以上です。ありがとうございます。時空。

今日の勉強成果をまとめていきたいと思います。まず、『ハーバード・ビジネス・レビュー』で「激動の時代を乗り越えるには」について勉強しました。次に、『数学ガール フェルマーの最終定理』で群について学びました。次に、『病気が見える vol.6 免疫・膠原病・感染症』について免疫について学びました。最後に、wikipediaで「自律神経」について学びました。その中で、「激動の時代を乗り越えるには」と「自律神経」についてレビューしてみたいと思います。

最初のテーマです。現代では不確実性の時代と呼ばれて久しい中で企業はどのように立ち振る舞えば良いかが課題となっています。ビジネス界の最近のトレンドは、グローバル化、過剰資本、輸送コストの低下、労働力の過剰供給、そして、それらの土台となる技術主導イノベーションです。このようなトレンドにおいて重視すべきは予測と適応ということでした。資金力を重視する企業や競争の変化が激しい企業ほど優れた予測力が必要であり、素早くビジネスを変化させるために適応力も必要であるということです。

僕はビジネスという環境の中で、何が一番大事かと言うと、新しい発想だと思います。競争相手と同じ土俵で戦っていては、似たような実力であれば、なかなか決着はつきません。そこで、今の時代には無い新しい仕組みを作ることで、他の企業を競争から引き離すことが出来るのだと考えられます。そのような発想力はボードゲームの将棋やチェスと同じで、ある戦略がなされたとき、相手方はこちら側の狙った位置へとはまり込むような「それをされたら打つ手はない」という妙手を打つことが肝心であると言えます。

大企業であれば変化は中小企業より遅いので、中小企業は大企業の全会一致主義をスピードで迎え撃てばイイのです。

さて、ここでビジネス界の最近のトレンドについて話してみましょうか。

1つ目のグローバル化は国内だけの一本打法では災害や戦争などのリスクがあったとき、そのリスクを回避できないという点がまず重要であり、成長しようと思えば自ずと世界へと進出していく必要があります。特に、少子化の進んでいる日本は、国内市場が縮小してきており、国内だけでビジネスをしていては成長が困難であると言えます。これから豊かになり中間層が育ってくるような新興国市場に先手を打つことで将来的なリターンが期待できます。

グローバル化は富裕国にとって低賃金労働者に仕事が奪われるという危機感があり、ナショナリスト(国粋主義者)はグローバル化に反対しています。しかし、世界に市場を求めれば経済規模は大きくなり、新興市場での成功が新興マネーとして富裕国に還流することになります。その結果、富裕国は全体的に押し上げられるので、新たなチャンスが生じたと見れば、低賃金労働も脅威ではなくなるはずです。

それでも低賃金労働者を国内で雇用するのを減らしてほしいのならば、あなたが低賃金労働者と同じ土俵で戦わなければ済む話です。積極的にスキルアップと自己投資をして低賃金労働者との競争から抜け出しましょう。日本であれば言語障壁が大きく、日本で生活するためには日本語が必要不可欠なので、例えば工場労働者であっても、そこそこの難易度の資格を取得することで、外国人労働者との戦いから抜け出すことが出来るのです。

グローバル化に関しては、低賃金労働から抜け出すことが一つの解決策であると言えます。実際、世界の貧困はここ10年ほどで大きく改善されたという話も聞きます。グローバル化は長い目で見ることにより国内の勤労者すべてがレベルアップすることだと考えてみれば、不安は消え去るでしょう。

2つ目の過剰資本は、この十数年の金融緩和により世界中に資金が満ち溢れていることを示しています。少し前まで資本主義国家群では、物価目標を2%にしようという話がありました。つまり、物の価値を1年で2%値上げするような経済にしようとしてきたわけです。なかなか2%の物価目標は難しかったのですが、現在はインフレに見舞われ、金利を上げることでお金の価値を高くして、物の価値を安くする、つまりインフレを抑えようとしているところです。

資本の一部が株式投資や金投資などに向かい、それらの金融商品は大きく値を上げています。僕はここで問いたいです。今は金余りの時代でジャブジャブとお金が溢れています。富裕層の数も急激に増加して、お金持ちになるチャンスであるのは確かです。あなたはこのようなバブルについて、どのように考えますか。僕はこのバブルと言えそうな熱狂的な経済が長く続くか分かりません。ここまで膨らんだ資金は、金利のさらなる上昇などにより、あっけなく崩壊する可能性も秘めているのです。

現在の就職状況は超売り手市場と言えるほど、人不足の状態が続いています。転職するにもリスクが少なく、勤めている会社が気に入らないなら、簡単に転職できる経済であるはずです。日本では、昭和と平成の境目にバブルが崩壊しました。その後は、長い間、新卒で就職することも出来ない就職氷河期世代を生み出しました。現在、当時のバブルから学べる教訓はあるのでしょうか。今のバブルと言える経済状況は注目して観察していく必要があるのかもしれません。

3つ目は輸送コストの低下です。今と昔で大きく変わったことの一つにショッピングがあります。ネット通販全盛の時代に欲しいものがあれば、ボタン一つで自宅に商品が配送されてきます。昔は商店街で買い物するのが普通であったのですが、ショッピングモールの台頭で商店街はガラガラになってしまいました。現在の状況は、ショッピングモールを超えるネット通販というビジネスが主流なショッピングの方法となっています。

経済学の需給曲線を思い出してもらえば分かるのですが、供給が増えると、つまり商品を製造する量が増えると、固定費と言われる人材や設備などの費用、ここでは固定費用という、が圧縮されて、商品の価格が下がるのが一般的とされてきました。つまり、人材でも設備でも使われない部分があると、それは無駄なコストになります。生産量が増えれば増えるほど人材や設備は限りなく使用されている状態になり無駄な費用が発生されなくなっていくのです。ネットショップの配送トラックもそうですが、トラックを使わない遊んでいる時間があると、その時間も費用が発生して無駄にコストを上げることになります。そこで、ネットショップの商品が売れすぎて常にトラックが稼働状態であれば、平均するとトラックの運送料は少なくなります。

経済学では固定費用を圧縮する大量生産を規模の経済と言いますが、ネットショップのトラックも規模の経済が働き、運送料が圧縮されるのです。また、現在では、トラックの配送をコンピュータのネットワークのような仕組みにすることで更に便利にしようという話もあるみたいです。ネットショップが関係ない郵送物も含めて輸送コストを低めているという仕組みがわかります。

4つ目は労働力の過剰供給であり、5つ目は技術的なイノベーションです。これらについては僕も『ハーバード・ビジネス・レビュー』をサラッと読んだだけなので何を指しているか想像できません。おそらく現在の圧倒的な人不足と、目まぐるしい技術の変化を指して言っているのでしょうが、僕はその事について勉強不足であり、またニュースなどを読んで理解を深めたいと思いました。今後に乞うご期待!以上です。ありがとうございました。

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